こんにちは、RYO（@RYO_limeshouse）です。
私は、BenQの「ScreenBar Pro」というモニターライトを使用しています。
BenQには、「ScreenBar Halo」という、背面にもライトが付いているモデルも存在するのですが、2025年6月にこの「ScreenBar Halo」の後継モデルである「ScreenBar Halo 2」が発売されました。
今回BenQ様より、この「ScreenBar Halo 2」をご提供いただきましたので、今まで使っていた「ScreenBar Pro」との違いにも触れつつ、ご紹介していきたいと思います。
BenQ「ScreenBar Halo 2」の商品概要
| BenQ「ScreenBar Halo 2」商品概要 | |
|---|---|
| 照明範囲(500Lux) | 85cm x 50cm |
| 色温度 | 2700K～6500K |
| 明るさ | 無段階調光 |
| 自動調光 | あり（500ルクスに自動調整） |
| 自動点灯・消灯 | あり |
| バックライト | あり |
| 操作方式 | リモコン(USB Type-C 充電式) |
| 本体カラー | ダークグレー |
| 電源 | USB Type-C |
| 適用モニター | 厚さ：0.43～6cm 湾曲率：1000R～1800R |
開封＆取り付け
丁寧に梱包されています。さすが高級モニターライト。
本体以外に、リモコン、アダプター、ウェブカメラ取り付け用パーツ、説明書、保証書が入っています。
また、取り付け方法や操作方法が書かれた厚紙も入っています。イラスト付きで非常にわかりやすいです。
取り付けはクランプ部分を広げてモニターを挟むだけです。
BenQ「ScreenBar Halo 2」の特徴
そもそも部屋の照明を点けていれば、モニターライトなんて必要なのでは？と思う方もいらっしゃるかもしれません。私自身も以前はそう思っていました。ですが、実はモニターライトには、明るさの確保以外に、集中力を高める効果もあるのです。
人間は光や音のある方に本能的に目を向けてしまうといった習性があり、視界に目立つものがあると、注意が散漫になりやすいとされているようです。そのため、部屋の照明を点けて部屋全体を明るくして作業すると、部屋に置いてある色々なものに知らず知らずのうちに意識がいってしまうのだとか。
つまり、集中して作業したい場合には、”部屋は暗いけどデスク上は明るい”という環境が最適なのです。
しかし、目の前のモニターは明るいけどその後ろは真っ暗という状況は、照度差が大きく、眼球内の調整機能が頻繁に働く事によって眼精疲労に繋がってしまいます。
そんな問題を解決しつつ、集中力を高めることができるのが、「ScreenBar Halo 2」となっています。
以下では、そんな「ScreenBar Halo 2」の特徴をご紹介します。
広範囲を照らすバックライト
まず一番の特徴は、なんといってもこのバックライトです。
トリプルカーブ構造のバックライトにより、光が広範囲に広がります。前モデルの「ScreenBar Halo」よりも、423%広範囲に光が届くように進化しているとのこと。
このバックライトがあるおかげで、モニターや手元だけでなく、モニターの裏まで照らしてくれるので、視界に入る部分がすべて明るくなり明暗のコントラストがなくなるため、目の疲れを抑えつつ集中できる環境が実現できます。
無線リモコン
無線リモコンは15度の傾斜がついており、見やすく操作もしやすいです。
また、中央には液晶ディスプレイがあり、明るさや色温度を直感的に調整できるようになっています。明るさは1％～100％まで1％刻みで調整ができ、色温度は2700K～6500Kまで25Ｋ刻みで調整ができます。
充電式（USB-C）で最大約3か月使用できます。
自動点灯・消灯機能
私が使用していた「ScreenBar Pro」にも搭載されていた自動点灯・消灯機能が、「ScreenBar Halo 2」にも搭載されています。
人感センサーが動きを検知し、何も操作しなくてもデスクに向かうと自動で点灯し、離れてから5分が経過すると、自動で消灯してくれます。
動画の方がわかりやすいと思うので、良かったら以下の動画をご覧ください。29秒～自動点灯、52秒～自動消灯のシーンです。
自動調光機能
こちらも「ScreenBar Pro」にも搭載されていましたが、この機能をオンにしておくと、周囲の明るさが変わっても、常に目を守るのに最適な明るさ（500 ルクス）に調整してくれます。
特に明るさや色温度にこだわりがなければ、上記の自動点灯・消灯機能と組み合わせて使うことで、ほとんど操作する必要がなくなるため便利です。
使ってみた感想～「ScreenBar Pro」との比較も含めて～
バックライトが最高
「ScreenBar Pro」にはなかったバックライト。両製品の大きな違いの一つがこちらです。
前述のように、バックライトのおかげで目の疲れを抑えつつ集中できる環境が実現できるのですが、それ以外にも、間接照明としても非常に優秀です。
モニター裏にテープライト等を貼って間接照明としている方も多くいらっしゃいますが、「ScreenBar Halo 2」なら、別途そういったものを用意しなくても、作業に快適な明るさを実現しつつ雰囲気も良くしてくれます。
個人的にはこのバックライトがかなり気に入りまして、これだけで「ScreenBar Pro」よりも「ScreenBar Halo 2」の方がおすすめと言いたくなるほどです。
リモコンが操作しやすい
操作方法が「ScreenBar Pro」とのもう一つの大きな違いです。「ScreenBar Pro」は本体タッチ式の操作でしたが、「ScreenBar Halo 2」は無線リモコンにより手元で操作します。
「ScreenBar Halo 2」を使う前は、別途リモコンがあると邪魔だから、本体タッチ式の方が便利そうだなと思っていましたが、実際に使ってみると、そこまでかさばらないので邪魔には感じず、いちいち本体に手を伸ばさず手元で操作が完結する方が便利だと感じました。
また、リモコンのデザインがスタイリッシュで格好良いので、デスクに置いてあるとテンションが上がります。
明るさや色温度の調整はダイヤル式となっており、縁の部分をクルクルと回すことで調整ができます。「ScreenBar Pro」のタッチ式での調整よりも、変更できるスピードが速く、液晶画面で数値を確認しながら細かい調整ができるので、個人的には操作がしやすく感じました。
ただ、一つだけ気になる点がありまして、まあまあ指紋が目立ちます。
デザインについて
バーの部分のデザインはほぼ同じですが、バックライトの部分のデザインが異なります。
バックライトの部分が地味に存在感があるので、「ScreenBar Pro」の方がスタイリッシュで個人的には好みです。
また、「ScreenBar Pro」はブラックとシルバーの2色展開なのですが、「ScreenBar Halo 2」はダークグレーのみとなっています。
個人的にはモニターとモニターライトの色を合わせたかったことや、ブラックのガジェットをメインで選んでいることもあったので、デザイン的には「ScreenBar Pro」の方が好みです。
「ScreenBar Halo 2」がブラックとホワイトの2色展開だったら嬉しい人も多いのではないでしょうか…。
どれを選ぶべきか
BenQのモニターライトには以下の4種類がありますが、それぞれ前モデルからは大きく進化しているため、基本的には後継モデルの「ScreenBar Pro」と「ScreenBar Halo 2」のどちらかを選ぶことをおすすめします。
| モデル | ScreenBar Halo 2 | ScreenBar Halo | ScreenBar Pro | ScreenBar |
|---|---|---|---|---|
| ASYM-Light™ | 3rd Gen | 2nd Gen | 3rd Gen | 1st Gen |
| 照明範囲(500ルクス) | 85cm x 50cm | 60cm x 30cm | 85cm x 50cm | 60cm x 30cm |
| 中央照度 | > 1000ルクス | 800ルクス | >1000ルクス | 930ルクス |
| 画面反射軽減 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 自動調光 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| バックライト | 〇 | 〇 | × | × |
| 操作方式 | リモコン(USB Type-C 充電式) | リモコン(AAA電池 *3 電池交換式) | タッチバー操作 | タッチバー操作 |
| 本体カラー | ダークグレー | グレー | ブラック/シルバー | ブラック |
| 色温度・照度の表示 | 数値表示 | バロメーター表示 | バロメーター表示 | × |
| 電源 | USB Type-C | USB Type-A | USB Type-C | USB Type-A |
| ケーブルの長さ | 150cm | 150cm | 180cm | 180cm |
| 適用モニターの厚さ | 平面 / 曲面 : 0.43-6cm | 平面 : 0.7cm – 6cm曲面 : 1.6 – 3.8cm | 平面 / 曲面 : 0.43-6.5cm | 1cm – 3cm |
「ScreenBar Pro」と「ScreenBar Halo 2」の違いについてはすでに触れてきましたが、どちらを選ぶかにおいて、以下の３つが大きなポイントかなと思います。
- バックライトが活かせる環境か
- 製品カラーに強いこだわりがあるか
- リモコンが邪魔だと感じるか
バックライトが活かせる環境か
私は以前デスクをアイランド型のレイアウトにしていた時期があったのですが、このような環境だとバックライトの恩恵があまり受けられないように感じます。
部屋を暗くし、作業環境のみを明るくすることで集中力が高められるわけですが、このように壁から離れているとバックライトの光が拡散してしまい、目の前だけを明るくするという効果がなくなってしまいます。
製品カラーに強いこだわりがあるか
「ScreenBar Halo 2」はダークグレーのみの展開となっているため、どうしてもブラックが良いという方は、必然的に「ScreenBar Pro」を選ぶことになるでしょう。
リモコンが邪魔だと感じるか
デスク上が常に散らかっていてリモコンを置くスペースが無かったり、逆にデスク上が常にすっきりしていて物を極力置きたくないという方などは、本体タッチ式の「ScreenBar Pro」の方が良いかもしれません。
参考
上記で挙げたポイント以外にも、BenQのホームページにて、あなたにどのモニターライトが合っているかを診断してくれるツールがあるので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は、BenQの「ScreenBar Halo 2」をご紹介しました。
バックライトがあるおかげで、部屋を暗くした状態でも快適に作業ができるようになり、作業に集中しながらも目が疲れにくいため非常に助かっています。
その分お値段は高くなかなか手が出しづらいとは思いますが、バックライトが活かせる環境であれば導入して後悔はしないと思いますので、気になった方は是非チェックしてみてください！
最後までご覧いただきありがとうございました。
製品情報： https://pse.is/8aw43p
Amazon商品ページ： https://amazon.co.jp/dp/B0DK59YKRS
楽天商品ページ： https://item.rakuten.co.jp/benq-directshop/lighting-screenbar-halo2/
