こんにちは、RYO(@RYO_limeshouse)です。
皆さんは、ARグラスを使ったことはありますか?
私は今まで使ったことはなく、どんなものなのか具体的なイメージもつかめていないという状態でした。
そんな中、ARグラスメーカーのXREAL様より、「xbx a01+」というARグラスを試す機会をいただきました。
今回は、はじめてARグラスを試してみた私が、ARグラスのエントリーモデルという位置づけの「xbx a01+」を使ってみてどう感じたのかをご紹介します。
ARグラスとは?
AR(拡張現実)とは、現実世界にデジタル情報を重ねて表示し、現実を拡張する技術のことですが、ARグラスは、この技術をメガネに取り入れたデバイスで、自分が見ている目の前の景色にデジタル情報を重ねて表示することができます。
下記の様に、目の前の景色は見えているけど、レンズのある部分だけ映像が浮かんでいるような状態になります。


XREAL「xbx a01+」の特徴
「xbx a01+」は、XREALが若年層向けサブブランドとして立ち上げた、「xbx」の第一弾製品です。

なかなか手に取りにくいイメージのあるARグラスを、もっと気軽に楽しめるよう、以下のような特徴があります。
- ファッションアイテムとしても取り入れられるポップな外観
- 62gという軽量設計
- 使いたい機器にケーブルを挿すだけで使える
- 価格はARグラスとしては手の出しやすい4万円台
開封
ダンボールを開けると、中には遊び心のあるロケット型の容器が入っていました。


ロケット型の容器を開けると、ARグラス本体が入ったケースとノーズパッド、説明書、ステッカーが入っています。


ケースの中にはARグラス本体と、Type-Cケーブルが入っています。


また、後述しますが、「xbx a01+」はフロントフレームが着脱可能となっており、交換用のフレームも入っています。

外観
若年層がターゲットということもあってか、レンズはブルーのミラーレンズ、ケーブルやロゴは蛍光イエローというポップなデザインとなっています。


手前側に小さめのレンズがあり、上部に投影された映像がここに反射し、目の前に画面が浮かび上がります。


左側のテンプルには、Type-Cケーブルの挿し込み口があります。

右側のテンプルには、音量、明るさ等を設定するボタンが付いています。

上部は普通のサングラスと比べてかなり厚みがあります。

使ってみた感想
実際に使ってみて、映像を楽しむにはすごく良い製品だなと思いました。
対応機器にケーブルを挿すだけで、物理モニターと同じくらいの大きさ、綺麗さの画面が目の前に浮かび上がり、動いても常に真ん中に表示され続けます。
横になっていてもちゃんと目の前に表示されるので、テレビや物理モニターのようにしっかり座って目の前を見る必要もなく、くつろぎながら映像を楽しむことができました。

また、映像が浮かんでいる部分以外は、しっかりと実際の光景が見えるようになっているので、何かをしながら映像を見るという使い方もできて便利でした。
一方で、個人的には作業用としては合わなかったなと感じました。
普段からノートPCだけで作業している方にとっては、物理モニターがなくても大きな画面で見ることができるので便利かと思いますが、私は物理モニターがある場所でしか作業しないのであまりメリットを感じませんでした。
作業用としての用途が合うのは、外作業の際に大きな画面で見たい方や、自宅でもノートPCのみで作業されている方かなと思いました。
良かった点、気になった点についてもご紹介します。
良かった点
良い意味でガジェット感のない見た目
まず初めに驚いたのが、見た目がほぼ普通のサングラスだという点です。
ARグラスというと、もっとガジェット感が強いデザインかと思っていたのですが、普通につけたまま外を歩いても違和感のないような見た目で驚きました。

家で使うのももちろん良いですが、電車や新幹線、飛行機等での移動中や、待ち合わせの際の待ち時間などに動画を観るのにも良いです。
厚みがある分、普通のサングラスよりも少し前に出ているようには見えてしまうのですが、個人的にはそこまで気にならないかなと思いました。

着脱可能なフロントフレームが面白い
「xbx a01+」は、こんな感じでフロントフレームを取り外すことができ、別のフレームに付け替えることができます。

最初はブルーのミラーレンズが装着されていますが、同梱されているこちらのフレームが遮光フレームとなっており、こちらに付け替えるとより没入感を高めることができます。

こんな感じで向こう側が見えないようになっているので、真っ暗な中に画面だけが浮かぶ形になります。


標準のフレームでも十分な没入感がありますが、じっくり映画を楽しみたい場合などは、遮光フレームに付け替えての使用がおすすめです。
また、フロントフレームは3Dプリンターがあれば、自分の好みのフロントフレームを作って付け替えることが可能となっています。
私は3Dプリンターを持っていないので残念ながら無理ですが、見た目を自分でカスタマイズできるというのも面白いですよね。
軽くて着け心地が良い
「xbx a01+」は、フロントフレームありの状態で62gとなっており、ARグラスの中では非常に軽量です。
映画を観ようと思うと2時間ほどかけっぱなしになるので、重くて耳が痛くなったりしないのは大事なポイントだと思います。
また、フレームを外すと重量はさらに軽くなり、56gとなります。
フレームなしの状態だと、外で使うのは勇気がいる見た目になってしまいますが、家で使う分には見た目は気にならないので、この状態で使うのもアリかなと思います。

さらに、フレームなしの状態だと、軽くて着け心地が良いだけでなく、周りがより見えやすくなるので、家事しながらだったり、何か作業をしながら使うのにも向いていると感じました。
映像が綺麗
映像の綺麗さにも驚きました。
エントリーモデルということもあり、画質はそこそこなのかと思っていたのですが、かなり綺麗です。
4万円台という価格に抑えるために、当然上位モデルと比べると削られている性能もあるのですが、最大輝度に関しては上位モデルよりも大幅に明るくなっており、そのおかげで映像がとても見やすくなっています。
作業用途でも使いたいし、映像も楽しみたいし本格的にゲームもしたい…、とこれ一台で色々とやろうと思うと物足りないかと思いますが、映像を楽しむという点では十分ではないかと思いました。
上位モデルや多くのARグラスに触れている方には物足りなく感じるとは思いますが、手軽に映像を楽しむことに特化した振り切った設計とすることで、私のようなARグラス初心者が十分に満足できる製品となっているのだと感じます。
ケーブルを挿すだけなので簡単
いちいちアプリを起動したり、設定が面倒だったりすると、私のようなライト層はそのうち面倒で使わなくなってしまうかもしれません。
でも、「xbx a01+」は対応する機器にケーブルを繋ぐだけで良いので、使いたいと思ったタイミングですぐに使えて非常に楽です。

スマホだけでなくPCも、USB Type-Cでの映像出力に対応していればケーブルを挿すだけで使えます。ゲーム機も同様に使えるのですが、Nintendo SwitchやSwitch 2など、別途アダプターが必要な機器もあるのでそこは注意が必要です。
気になった点
段々と熱をもってくる
しばらく使っていると、左テンプルと上部の、下記画像で赤くアミをかけている部分が段々熱をもってきます。

着けていられないほどの熱さではないですし、電子機器という性質上ある程度は仕方ない部分だとは思いますが、ARグラスは身に着ける物なので、個人的には少し気になってしまいました。
デザインがやや派手
ガジェット感は少なく、普通のサングラスのような普段使いしやすい見た目ではあるのですが、デザインがやや派手かなと感じました。
ARグラス本体に関しては、蛍光イエローのロゴは身に着けているときは見えないし、ミラーレンズも一般的なサングラスでよく使われているのであまり気にならないのですが、ケーブルが蛍光イエローというのが少し気になりました。

私は普段ファッションに派手な色を取り入れないので、ケーブルは黒の方が使いやすかったなというのが正直なところ。
ケーブルの色を何種類かから選べるような感じだと、より多くの人が取り入れやすいかも…?
視度調整機能がない
「xbx a01+」には視度調整機能がないため、視力が低い方が裸眼で使うと映像がぼやけてしまいます。
私は普段コンタクトレンズも併用しているため一応そのままでも使えますが、外に出ない日はメガネで過ごすので、わざわざARグラスを使うためにコンタクトを装着するのは少し面倒に感じました。
普段メガネをお使いの方は、専門店(JUN GINZA)で専用の度付きインサートレンズを作成する必要があり、追加の費用と手間がかかる点には注意が必要です。
最後に
今回は、XREALのARグラス「xbx a01+」をご紹介しました。
私はARグラス初体験でしたが、装着したら目の前に大画面が浮かび上がるというのは、非常にワクワクする体験でした。
完全に視界が奪われるわけではなく、周りの状況もしっかり認識しつつ映像を楽しめるので、想像していたよりも普段の生活に取り入れやすいんだなと感じました。
ARグラスってどんな感じなんだろうと気になっている私のようなARグラス初心者の皆様、是非試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。


