おしゃれなデスク環境の方々のモニター上には、高確率でモニターライトが設置されています。
私も見た目に憧れて導入したいなと思いましたが、多くの方が使用しているのは、BenQのScreenBarという商品で、なんと1万円を超えるお値段です。
私は今までモニターライトは使ったことがなかったので、購入するなら自分に合わない場合も考えて、あまり高額でなくお手頃価格な商品が良いなと思いました。
そこで似たような商品を探していたところ、お手頃価格で評価も良い、Quntisというメーカーのモニターライト「LED ScreenLinear Basic RGB Pro」を見つけました。
こちらは一般的なモニターライトの機能だけでなく、背面に15種類に変化するライトが付いており間接照明としても使えるということで、デスク周りに置く雰囲気の出せる照明も探していた私にはぴったりだと思い購入しましたので、今回はこちらをご紹介したいと思います。
LED ScreenLinear Basic RGB Proの概要

今回私が購入した「LED ScreenLinear Basic RGB Pro」の概要は以下の通りです。
Quntis LED ScreenLinear Basic RGB Pro 商品概要 | |
型番 | LI-HY-0211-BK-QU |
電源 | USB給電式(Type-A) |
光源タイプ | LED |
スクリーンライト | 3段階調光(3000K-4000K-6500K) |
バックライト | 15種類(単色モード・2色モード・多色モード) |
本体サイズ | 奥行き2cm×幅51cm×高さ2cm |


USB電源コードとモニターライト本体は繋がっており、取り外すことはできません。
スクリーンライトとバックライトの光り方
早速モニターに設置してみました。

左側がスクリーンライトのスイッチ、右側がバックライトのスイッチとなっています。どちらもタッチ式です。


まずはスクリーンライトの調光機能から見ていきます。
▼3000K(電球色)

▼4000K(昼白色)

▼6000K(昼光色)

スクリーンライトについては、3段階で明るさを変更することができます。ライトが付いている状態で左側のスイッチを素早く2回タップすると、30%→50%→100%と変更が可能です。
お次はバックライトを見ていきます。
▼単色モード(赤・緑・青・黄色・水色・紫・白の7種類)

▼2色モード(赤&緑・緑&青・青&黄色・黄色&水色・水色&紫・紫&白の6種類)

▼多色モード(一度に全色が流れるパターンと単色で徐々に色が変わっていくパーンの2種類)

使ってみた感想
まずモニターライトとしての機能面についてですが、何かメリットがあったかというと正直わかりません。笑
というのも、私がこの商品を購入したのは、モニターを照らすためではなく、雰囲気を出せる照明として使いたかったからであり、元々モニターを照らす必要性についてはあまり感じていなかったからです。
モニターライトのメリットを調べると、十分な明るさを確保できて目の疲れを軽減できるという点がよく挙げられていますが、私は部屋の照明に調光調色が可能な電球を使用しており、明るさについては元々不足していませんでした。
また、照明によって自分の影がモニターにできてしまったり、モニターに光が反射してしまうという点を防げることもメリットに挙げられますが、この点についても、現状使用している照明では気になっていません。

照明の向きを変えることができるため、モニターに直接照明を向けなければ影も反射も気になりません。
こんな状況で導入したため、一般的なモニターライト本来の用途としてはメリットを感じられませんでした。
その後の変化を追記しました!
その後PHILIPS Hueの照明を導入し、少し環境が変わりました。


PHILIPS Hueの照明は映像に合わせて光が変化する機能があり、没入感がUPするので電気を消してゲームをするようになりました。
すると、モニターライトを点けないと手元も見えづらいし、かなり目の疲れを感じるように…。
元々の環境では明るさが十分だったので必要性を感じていませんでしたが、部屋を暗くして作業する場合には絶対にあった方が良いと感じました。
LED ScreenLinear Basic RGB Proのメリット
そんな私ですが、こちらの商品を使って感じたメリットもちゃんとあります。
デスクに雰囲気が出る
こちらが今回私がこの商品を購入した一番の目的だったのですが、この点についてはかなり満足しています。
モニターライト以外の明かりをすべて消した状態でも、結構良い雰囲気になります。

15種類に変えられるバックライトが付いているので、気分に合わせて色々と変えることができて、写真を撮るのが楽しくなります。

撮影用の照明にもなる
先ほどモニターに映る影は気にならないと書きましたが、デスク上でブログ用の商品写真を撮る際などには、影が気になることがありました。撮影用の照明を持っていないので、どうしても手元には影ができてしまいます。
しかし、モニターライトによってモニター下にあるデスクシェルフが照らされることで、なんだか良い感じの写真を撮れそうなスポットが誕生しました。笑

これからあまり大きくない商品はここで撮影しようかなと思います。
設置してもスペースを取らない
こんなお悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。

デスクに雰囲気を出せる照明が欲しいけど、これ以上デスク上に物を置きたくないなぁ…。
大丈夫です。モニターライトなら問題なく導入できちゃいます。
モニターライトは普通は照明を置くことができないモニターの上のスペースに設置できるため、デスク上のスペースを圧迫することはありません。
コスパが良い
モニターライトとしては十分な機能を備えており、さらに15種類に変更できるバックライトが付いているこちらの商品ですが、価格は5,740円となっており、多くの方が使用しているBenQの半額以下となっています。
さらに時々セールも行われており、私は3,000円台で購入することができました。
気になった点
概ね満足していますが、気になった点も少しあるのでご紹介します。
スクリーンライト、バックライト共に細かい調整はできない
前述のように、スクリーンライトは温度、明るさ共に3段階しか変更ができません。
また、バックライトも15種類の決まった色にしか変えられません。
そしてバックライトについて個人的に一番残念だったのは、他の照明に合うオレンジ系の色がなかったことです。
Amazonの商品ページの説明にはバックライトは15色と書かれていたので、単色で15色に光らせることができて、そのほかに多色モードがあると思い購入しました。15色もあれば、オレンジ系の色もあるだろうと思ったのです。
しかし、実際には15色ではなく15種類の光り方で、単色に光らせることができるのは7色だけでした。
説明文には15色との記載があり、商品画像には15種類と記載されていて、このあたりが分かりにくいかなと感じました。
一応、多色モードの徐々に色が変わっていく過程でオレンジにもなるのですが、あっという間に次の色に変ってしまうので写真を撮るのも一苦労です。


そのため、私と同じようにオレンジ系の色が欲しいという方は注意が必要です。
切替えは一方通行のみ
また、スクリーンライト、バックライト共に色の切替えは一方通行のみとなっています。
スクリーンライトに関しては3段階しかないのであまり気になりませんが、バックライトは結構この点が面倒に感じます。
単色モードは以下の順番(赤・緑・青・黄色・水色・紫・白)となっているので、赤から緑に変えて、また赤に戻したいという場合は、緑から白までの5回、2色モードの6回、多色モードの2回の計13回スイッチをタッチして一周する必要があります。
これがなかなか面倒臭いです…。
最後に
私の環境ではモニターライトとしての性能はあまり活きませんでしたが、照明器具としてはかなり満足しています。
かなりコスパも良いので、モニターライト初心者の方にもおすすめです。
また、モニターライトの機能だけでなく、デスクに雰囲気を出すという点でも優秀ですので、気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!