様々な調節が可能で体への負担を軽減できる高コスパオフィスチェア|FlexiSpot『C7 Pro』レビュー!

電動昇降デスクが有名なFlexiSpotというメーカーをご存じでしょうか。

私は同社の電動昇降デスク『E7』とデスク下に取り付ける引き出しの『S01』を愛用しています。

そんなFlexiSpotさんが先日SNSにて行っていた、「チェアの交換大作戦」という企画に応募したところ、なんとありがたいことに当選し、FlexiSpotさんのオフィスチェア『C7 Pro』をいただきました。ありがとうございます!

今回いただいた『C7 Pro』はオフィスチェアなのですが、私は今までずっとゲーミングチェアを使っていました。

現在使用中のものはDowinxというメーカーのゲーミングチェア。

その前に使っていたのはこちらのゲーミングチェア。

ということで今回は、FlexiSpotの『C7 Pro』について、ゲーミングチェアとの違いにも触れつつ、ご紹介したいと思います。

YouTubeにもアップしているので、動画で見たい方は是非ご覧ください!

目次

FlexiSpot『C7 Pro』商品概要&C7シリーズとの比較

今回私がいただいたのは『C7 Pro』ですが、C7シリーズにはほかにも『C7 Air』『C7』『C7 Lite』があります。比較してみるとこんな感じです。

C7シリーズの比較
モデルC7 ProC7 AirC7C7 Lite
カラーブラック
グレー
ブラック
グレー
ブラックノワールブラック
アボカドグリーン
バニラホワイト
座面素材エラストマーメッシュエラストマーメッシュモールドウレタンメッシュ
ロッキング機能無段階固定可能無段階固定可能無段階固定可能3段階固定
リクライニング角度90°-128°90°-128°90°-128°90°-121°
腰背セパレート構造〇  〇 〇
ランバーサポート前後・上下
(固定可能)
前後(固定可能)前後(固定可能)前後(固定不可)
アームレスト3D(上下・前後・360度水平回転)4D(上下・前後・左右・水平回転)4D(上下・前後・左右・水平回転)4D(上下・前後・左右・水平回転)
ヘッドレスト2D(上下・角度)2D(上下・角度)2D(上下・角度)2D(上下・角度)
座面奥行調節
座面前傾角度調節×
オットマン付き××
価格59,800円54,800円51,800円39,800円
※『C7 Air』『C7』については、執筆時点で公式サイトでは完売しているようです。

いくつか違いがありますが、カラー展開や座面の素材、オットマンの有無などが大きな違いでしょうか。

私はオットマンが欲しかったのと、ランバーサポートが上下にも調節できた方が体に合わせやすそうだと思ったため、『C7 Pro』を選びました。

組立て手順

結構な大きさ&重さのダンボールで届きます。設置場所が2階などの場合は、一度開封してパーツを一つずつ運んだ方がよさそうです。

開封するとこんな感じ。パーツは全部でこれだけです。ドライバーも付属しています。

キャスターの取り付け

まずはレッグフレームにキャスターを取り付けます。ただ穴にはめ込むだけの単純な作業ですが、めちゃくちゃ固くて苦戦しました…。

レッグフレームにガスシリンダーを差し込む

これは固くないので簡単です。

座面にアームレストを取り付ける

アームレストの取り付けは座面を浮かせながら作業する必要があるので、膝の上に乗せたり、デスクなどに乗せて作業することをおすすめします。

座受金具を押し出す

これも固くて動かなかった&説明書の意味が理解できず苦戦しました…。

説明書には前方に押し出すと書かれているのですが、前方に押すだけだと土台部分も一緒に動いてしまい上だけをスライドさせることができないので、下方向にも力をかけた方が良いと思います。

うまく上部分だけがスライドするとこのような状態になります。

座受金具を座面に取り付ける

こちらはただねじ止めするだけなので簡単でした。

座面に背もたれを取り付ける

これが結構大変でした。なかなか座面と背もたれのネジ穴の角度が合わせられませんでした。

座面をガスシリンダーに差し込む

これもやることは単純なのですが、ここまで座面にはいろいろなパーツを取り付けてきてかなり重くなっており、それを持ち上げてガスシリンダーに差し込むので大変です。

また、上からは差し込む穴が見えない状態なので、スムーズには差し込めません。

ヘッドレストを取り付ける

最後にヘッドレストを付ければ完成です。

完成

愛猫も新しいイスを早速気に入ってくれたようです。

各機能の紹介

この『C7 Pro』には様々な機能がありますので、それぞれ紹介していきます。

座面の高さ&奥行き調整

座面の高さは、人のイラストが描いてあるレバーを上に引くことで調節が可能です。

また、その奥にあるレバーを下げながら座面を前後に動かすことで、座面の奥行を調節できます。

前傾チルト機能

座面下の右側についているこちらのレバーを時計回りに回すことで座面が前傾するようになります。

通常時
前傾時

リクライニング機能

リクライニングは座面下左側のレバーで調節できます。

レバーを押し下げることでリクライニングし、押し上げることで角度を固定できます。

リクライニングの強弱調整

リクライニングの強弱は、こちらのレバーを回すことで調節できます。

ランバーサポート調節

ランバーサポートは上下と前後の調節が可能です。

ランバーサポートの裏についているレバーをイスと反対側に押すことでロックが解除され、ランバーサポートを上下に動かして調節ができ、イス側に押すことで固定できます。

右後ろについているレバーを下げることでランバーサポートを前後に動かし調整ができ、上げることで固定できます。

ヘッドレストの調節

ヘッドレストは高さと角度の調節が可能です。

角度はここからここまで。

高さはここまで上がります。

アームレストの調節

アームレストは、上下・前後の調節と、360度水平回転が可能です。

こちらが高さの調節。

こちらは前後の調節。

写真だと伝わりづらいですが、360度回転します。

オットマン

オットマンは座面下から引き出したら、左側のボタンを押し込みながら起こします。

使ってみた感想

使ってみて感じた、良い点、気になった点をご紹介します。

良い点気になった点
・ヘッドレスト&ランバーサポートが最高
・通気性の良いメッシュ生地
・調整できる箇所が多く自分の体格に合わせやすい
・この価格帯で前傾チルト機能が備わっている
・調節のためのレバーが基本的に結構固い
・アームレストは簡単に動いてしまう
・調整箇所が多く、どこで操作するのかなかなか覚えられない

以下、詳しく見ていきます。

良い点

ヘッドレスト&ランバーサポートが最高

今まで使ってきたゲーミングチェアは、ヘッドレストもランバーサポートもクッションを取り付けるだけのものだったので、好みの場所にセットしても少し動くとずれてしまうのがストレスでした。

『C7 Pro』はどちらも細かく調節することができて、ランバーサポートはしっかり固定もできるため、一度気に入った場所を見つけたらずっとそのままにしておくことが可能です。

ずっと最適な場所に固定できるので、作業時の体への負担が軽減しました。

通気性の良いメッシュ生地

今までのゲーミングチェアはウレタンでしたが、お尻や背中がかなり蒸れていました。

座り心地だけで言うとウレタンの方が柔らかくて個人的には好きですが、それよりも蒸れない方が快適です。また、決して座り心地が悪いわけではないので、メッシュ生地の方が使い心地が良いです。

調整できる箇所が多く自分の体格に合わせやすい

上記で説明したように、『C7 Pro』にはかなり多くの機能が備わっています。

座面の高さ&奥行き、ランバーサポートの高さ&前後の調節、ヘッドレストの高さ&角度調節などがあり、多くの人の体に合わせた調節が可能です。

一般的なゲーミングチェアだとここまでの調節ができるものは少ないのではないかなと感じます。

この価格帯で前傾チルト機能が備わっている

タイピングや、絵を描いたり文字を書く際には前のめりの姿勢になってしまい、もも裏やお腹が圧迫されてしまいます。しかしチルト機能があると姿勢に合わせて座面を前傾させることができるため、快適に作業することができます。

そんなチルト機能ですが、この価格帯のものに備わっているのは珍しいです。

10万円を超えるような高級チェアに備わっていることが多く、この価格帯で試せるというのはすごいなと思います。

気になった点

次に気になった点をご紹介します。

調節のためのレバーが基本的に結構固い

様々な調節が可能な『C7 Pro』ですが、調節のためのレバーがどれも固いです。

特にリクライニングに使用するレバーは、リクライニングした状態で操作しようとすると少し離れた位置にあるため、固いうえに力を入れづらくストレスに感じます。

アームレストは簡単に動いてしまう

レバーは固いですが、アームレストは緩く体が当たると簡単に動いてしまいます。

もう少し固いか、固定できたらよかったなと思います。

調整箇所が多く、どこで操作するのかなかなか覚えられない

様々な調節が可能なのはとても良いのですが、それゆえ操作するレバーも多いため、どれがどこを操作するレバーなのかがなかなか覚えられません。

また、色々な場所にレバーがあるため、できれば一か所にまとめて、レバー自体にどこを操作するものなのかの記載があると良いかなと思いました。

右に4か所
左に1か所
後ろに2か所

最後に

組み立てや操作するレバーについては少し不満があるものの、体に合わせて細かい調節ができるため、今まで使っていたゲーミングチェアよりもかなり快適です。

見た目はゲーミングチェアと比べてかなりシンプルになりますが、私の部屋にはシンプルな見た目の方が合っていたのと、ヘッドレストやランバーサポートのおかげで長時間座っても首や腰への負担が少ないので、個人的にはオフィスチェアの方が好みかなと思いました。

『C7 Pro』は座面の前傾チルト機能がついていたりと、様々な調節が行えるにもかかわらず、5万円台(セール時には4万円台になることも!)で購入できるコスパ抜群のオフィスチェアなので、気になった方は是非試してみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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