『Morus V6』レビュー|気軽にシワが伸ばせてダニや花粉の除去までできる衣類スチーマー

こんにちは、RYO(@RYO_limeshouse)です。

皆さんはアイロンがけ、ちゃんとしてますか? 

私はというと、やった方が良いとは思いつつ、普段使わないため奥の方にしまっているアイロン台を出して作業するのが面倒で、ついついさぼりがちです…。

服を買うときも、気になったものがあっても「シワになりそうだからやめておくか」と思うこともしばしば。

そんな面倒くさがりな私ですが、この度、株式会社モルス様から、衣類スチーマー『Morus V6』をご提供いただきました。

電源を入れて20秒で使用可能となるため、出かける前にサッと使えたり、吸引しながらスチームを出してくれるため、片手で服のしわが伸ばせたりと、面倒くさがりな人間でも気軽に使えてとても便利そう。

今回はこの『Morus V6』についてご紹介していきます。

本記事でご紹介する製品はメーカー様よりご提供いただきましたが、忖度なしでレビューしています。

目次

Morus V6』の概要

『Morus V6の概要は以下の通りです。

Morus V6』商品概要
消費電力900W
電源100Ⅴ(50‐60Hz共用)
重量959g
電源コードの長さ2.4m
スチーム噴出時間連続約10分
スチーム量最大約20g/分
立ち上がり時間約20秒
注水量170ml
カラーホワイト/ダークグレー

本体以外に、説明書、クイックガイド、ブラシ、給水用の漏斗、組み立て式アクリルスタンドが入っています。

アクリルスタンドに立てるとこんな感じ。

見た目はヘアドライヤーに近いですね。

『Morus V6』の特徴

まずは『Morus V6』の特徴についてご紹介します。

電源を入れて20秒で使用可能

コンセントに挿してからわずか20秒で使用できるため、「着ようと思ってクローゼットから出したらシワがついていて気になる…」なんて場合でも、出かける前にサッと使うことができます。

アイロンだと、アイロン台を引っ張り出してきて、その分のスペースを確保できる場所に移動して…、と手間がかかりますが、『Morus V6』は水を入れてコンセントに挿したらあっという間に使用可能となり、衣類をハンガーにかけたまま使えるので、時間がない時にも便利ですし、1枚だけシワを伸ばしたい服があるというような時でも、気軽に使用できます。

吸引しながらスチームを出してくれるため、片手で操作できる

通常の衣類スチーマーと違い、吸引機能があるため、片手でスチーマーを持ち、もう片方の手で衣類を引っ張りながら操作をする必要がありません。

ハンガーに吊るした状態で片手だけで使用できるので、火傷の心配も少ないです。

消臭、除菌、ダニや花粉の除去も可能

高温のスチームにより消臭、除菌ができて、吸引機能のおかげでダニや花粉、ホコリなどを吸い取ってくれます。

自宅での洗濯が難しいスーツや厚手のアウターなどに使用することでニオイ等が気になりにくくなりますし、枕やクッションなどのお手入れにもおすすめです。

我が家は猫と暮らしているため、できれば消臭剤等は使用したくないので、手軽に除菌、消臭ができるのはとても助かります。

使用方法

それでは、使用方法について見ていきましょう。

タンクに水を入れる

まずは本体下についているタンクに水を入れます。●印から〇印へスライドさせることで取り外しできます。

取り外せたら、蓋を開けて給水していきます。

給水用の穴が結構小さいので、直接水を入れるよりも、付属の漏斗を使用したほうが入れやすいです。

電源を入れる

コンセントに挿し込めば自動的に電源が入ります。

電源が入ると、最初はテールライトがオレンジ色に点滅します。その後、テールライトの点滅が止まり、白色(ちょっと青っぽい)になったら余熱完了です。わずか20秒で使用可能となります。

吸引の強さを選択し、スチームをあてる

余熱ができたら、まずは数秒間スチームを噴射すると製品内部の水の流れがスムーズになるようです。その後、背面のボタンで吸引力を設定し、衣類にスチームをあてていきます。

吸引の強さは、強・弱・offの3パターンが選択可能
スチームの量は、ボタンを押す力の強弱で調整可能

こんな感じで片手で楽々アイロンがけができます。

タンクに残った水を捨てる

使い終わったら、まず、タンクに水が残っていたら捨てます。

スチームを出し切る

その後、タンクを外した状態でスチームを噴射し、本体内部に残っている水を出し切ります。

スチームが出なくなったらコンセントを抜き、本体が冷めるのを待ち、タンクを元に戻します。

フィルターを掃除する

使用後は、定期的にフィルターのお手入れもしましょう。

上部の蓋を外すと、吸引したホコリ等がフィルターに溜まっているので、付属のブラシで取り除きます。

シャツ1枚、枕1つ、クッション1つに使用したところ、結構しっかりとホコリ等がとれていました。

どれくらいの頻度でお手入れすべきかの記載はありませんが、1回の使用でこれだけ溜まっていたので、ぬいぐるみやクッション等の普段あまり洗えないものに使用したときは、毎回お手入れしたほうが良さそうな気がします。

実際に使用してみて

片手で気軽に使用できる『Morus V6』ですが、「ちゃんとシワが伸びるのか」がみなさん一番気になるところかと思います。

ということで、実際にシャツに使ってみたビフォーアフターをご覧ください。

Before
After

思っていたよりもしっかりシワがなくなって驚きました。

アイロンと比べると仕上がりは多少劣るかもしれませんが、サッと使ってこの仕上がりなら十分満足できます。

ですが、いくつか気になった点もあったので以下でご紹介します。

気になった点

タンクが使いにくい

これが一番気になったポイントです。

前述の通り、給水用の穴が結構小さいので、直接水を入れるよりも、付属の漏斗を使用したほうが入れやすいです。

しかし、漏斗を使用しても、蛇口からの水はかなりちょろちょろ程度の量で出さないとすぐに漏斗から溢れてしまいます。また、余った水を捨てるのも、角度を付けたり振ったりしないと出てきにくいため、ストレスに感じました。

サッと使えるという部分をアピールポイントにしているのに、なぜ給水口をこんなに小さくしたのでしょうか…?

コードの長さがもう少し欲しい

ソファにも使用してみようと思ったのですが、コンセントの長さが足りずここまでしか届きませんでした…。

また、使用後もしばらく熱を持っているため床には置きたくないし、給水する必要もあるので洗面所に置こうかなと思っていたのですが、洗面所のコンセントに挿すと他の部屋へは若干コードの長さが足りませんでした。

コードレスであればそもそも気にならなかったのですが、バッテリーの分重くなったり、パワー不足になったりするかと思うので、難しいのでしょう。

なので、もう少しコードが長かったら良かったなと思いました。

冷めたかどうかのお知らせはない

使用開始時はテールランプの色によって余熱が完了したかがわかるようになっていますが、使い終わった後に本体の熱が冷めたかどうかのお知らせはありません。

使い終わった後はコンセントから抜く必要があるため、電源が切れてしまいテールランプによるお知らせができないのはわかりますが、実際に手を近づけてみるしか確認方法がないので、安全のためにも、何かしらのお知らがあると良かったなと思います。

重さが気になるかも

『Morus V6』は959gとなっており、結構重たいというほどではなく、衣類を1、2枚アイロンがけする程度であればあまり重さは気になりませんでした。

ただ、3枚目から腕に疲労を感じてきました。ハンガーにかけて行うことで腕をずっと上げている状態となるので、地味に疲れます。

そのため、1、2枚シワが気になる服があるから使うくらいなら良いですが、一度に何枚もアイロンがけしたいのであれば、普通のアイロンを使用したほうが結果的に楽かもしれません。

気になったときにサッと使うという使い方が最適かと思います。

最後に

今回は、衣類スチーマー『Morus V6』をご紹介しました。

気になった点もあるものの、気軽にアイロンがけをすることができて、個人的にはかなり嬉しい商品でした!

また、普段なかなか洗うことのできないスーツやクッション等のお手入れにも使用できるのも嬉しいポイントでした。私はハウスダストアレルギーなので、クッション等にもこまめに使用していきたいと思います。

気軽に使えるように洗面所に置いておこうかなと思ったところ、ヘアドライヤーに似ている形ということで、普段ドライヤーを置いている山崎実業のドライヤーホルダーに置いてみたら、良い感じにフィットしました。アクリルスタンドが付属していますが、こうやって浮かせて収納するのもありかも…。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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